「五色沼、大内宿、鶴ヶ城……福島の名所を半日で一気に回るツアーって、さすがにバタバタしてきついのかな?」
そんな疑問や不安を抱えていませんか? 福島は見どころが点在しているため、効率よく回れるツアーは魅力的ですが、実際のスケジュール感が気になりますよね。
今回、私達はまさに「朝からの半日でこの3大名所をギューッと巡るツアー」に参加してきました!
……が、ここで急遽時間変更。なんと当日はあいにくの雨予報。 その結果、添乗員さんの素晴らしい機転により、前日の夕方に「五色沼」を前倒しで観光するというスケジュールに変更になったのです。
正確には「当日半日」ではなくなりましたが、実際に現地を旅したからこそ、リアルな移動時間や滞在時間がハッキリと見えてきました。
この記事では、ツアーの行程表だけでは分からない各スポットの時間配分や、雨の日の観光の注意点を本音レビューします。これから福島観光を計画している方、ツアー選びに迷っている方はぜひ参考にしてください!
※料金は訪問時の参考価格です。
東北5県3泊4日周遊ツアーの詳細は、こちらにまとめています。
▶ 東北5県3泊4日モデルコース|1000km移動はしんどい?きつい?実体験レポ
福島観光ツアーの行程と時間割
最初に旅行会社から受け取った福島観光の工程表と、現地で前日変更された行程の違いをお伝えします。
ツアー出発時本来の行程と時間割
当日
- 裏磐梯のホテル出発
- 五色沼散策(15分)
- 大内宿散策(50分)
- 鶴ヶ城散策と自由昼食(120分)
移動時間及び到着時間は記入されていません。
急遽、福島県を巡る前日に変更された行程
前日
- 17:00:五色沼散策(15分)
- 17:20:裏磐梯ホテル到着
当日
- 裏磐梯のホテル出発
- 大内宿散策(50分)
- 鶴ヶ城散策と自由昼食(120分)
ホテルから大内宿へ直接移動になりました。
五色沼|神秘の五色沼湖沼群

五色沼とは?場所とアクセス
五色沼は、福島県・裏磐梯にある磐梯山の噴火によって生まれた湖沼です。
正確には「五色沼湖沼群」と言い、毘沙門沼・赤沼・みどろ沼・竜沼・弁天沼・るり沼・青沼・柳沼などの数多くの湖沼の総称です。
- 場所:福島県耶麻郡北塩原村の「裏磐梯」エリア
- 最寄り駅: JR磐越西線「猪苗代駅」からバス
- 五色沼入口:会津バス「五色沼入口」バス停下車
沼によって色が違う不思議な場所で「神秘の湖沼」と言われています。
裏磐梯観光協会:https://www.urabandai-inf.com/
ツアーで散策できる沼はどれ?

今回のツアーで散策できたのは、最も大きい「毘沙門沼」です。
天気もいいし風も無いので、エメラルドグリーンの綺麗な沼を堪能できます。
五色沼の駐車場とトイレ

毘沙門沼の駐車場は広いです。トイレも側にあります。
毘沙門沼が見えるまで1分くらいです。
五色沼散策の時間配分
五色沼の散策時間は15分。
大半の人が、駐車場側を散策しています。
でもそこだけでは、勿体ないです。ちょっと湖岸を歩くと、裏磐梯を真正面から見える場所に行けます。
五色沼散策時の注意点(クマ出没・遊歩道など)

やっぱり五色沼にもありました。クマ注意の看板。
宿泊するホテルが、ここのすぐ側だったので、翌朝もう一度ユックリ散策しようと思っていました。でも明日は雨予報なのと、クマ注意の看板を見たので、やめようかと。
五色沼の水鏡|まるで東山魁夷絵画の世界

ホントに無風なので、水鏡がメチャメチャ綺麗に見えました。晴れた日に散策できてよかったです。

この景色を見たときに東山魁夷の絵画を思い出しました。
五色沼で裏磐梯の絶景がバッチリ見えるおすすめスポット

先ほどお伝えした、正面から裏磐梯が見える場所までは湖岸の遊歩道を反時計回りに進んで下さい。2~3分で見えてきます。

五色沼の水鏡に裏磐梯の山々も一緒に写っています。来てよかった!
15分しか時間が無いのが残念です。
大内宿|下野(しもつけ)街道宿場
本来は朝から五色沼でしたが、当日はホテルから大内宿で直行です。
大内宿に江戸時代の面影が残る理由とは?場所とアクセス
大内宿は福島県南会津にあり、江戸時代に会津若松市と日光今市を結ぶ重要な道の宿場町として栄えました。
現在も江戸時代の面影そのままに茅葺屋根の民家が街道沿いに建ち並び、この景観を引き継ぐために店舗兼住居として生活しています。
この大切な村・宿場の景観を未来に引き継ぐために、住民憲章を作り「売らない・貸さない・壊さない」の3原則を守り、継承に皆さんで取り組まれています。
- 住所:福島県南会津郡下郷町大字大内
- 会津鉄道「湯野上温泉駅」から車で10分
- 乗り合いバス 猿游号:大内宿と湯野上温泉駅を往復運行
大内宿公式サイト:https://ouchi-juku.com/
大内宿の駐車場

大内宿の駐車場も広いです。季節によって駐車場が増減するようです。
乗用車の駐車料金:500円
大内宿の観光案内所とトイレ

駐車場の敷地内に観光案内所があります。

ここで大内宿のマップをもらって散策にスタートしましょう。
公衆トイレは、ここと大内宿内に1ヵ所あります。
大内宿の入り口

駐車場から横断歩道を渡ると大内宿の入口です。後100mで最初の茅葺きの家です。
大内宿の長さと茅葺きの家の数
- 通りの長さ:約450m
- 茅葺きの家の数:49軒(大内宿マップより)
通りの長さは短いです。見晴台まで10分くらいです。
大内宿観光時の注意点(禁煙・熊注意など)

やっぱりここにもありました。クマ注意の看板。
大内宿は歩きたばこ厳禁です。喫煙所は駐車場にあります。
私達は朝一に到着しましたが、ほとんど空いているお店がありません。大内宿の散策は9:30~16:00がおすすめですとパンフレットに書いてます。
当日は雨。メインストリートは土です。雨の日はぬかるみます。足下に注意して下さい。歩きやすい靴がおすすめ。
大内宿散策の時間配分
- 00:行きのメインストリート散策
- 10:見晴台散策
- 20:帰りのメインストリート散策
- 30:空いているお店を覗く
- 40:駐車場でトイレ
大内宿のメインストリート
大内宿のメインストリート。昔の宿場とおもったけど、広々しています。
大内宿の中央が下野街道(しもつけかいどう)

大内宿の特徴は、真ん中の下野街道を挟んだ両側に茅葺きの家が並んでいます。
通りの両脇に用水路

下野街道の両側には用水路が流れています。
用水路に沿った街路樹

用水路の側には、様々な街路樹を植えられています。
茅葺きの家と街路樹の間

街路樹と茅葺きの家の間にも、何もない前庭が広がっています。これらのおかげで宿場が広く見えるのだと思われます。
大内宿の神仏巡り
【一の鳥居】

大内宿の神社仏閣をご紹介。
これは高倉神社の一の鳥居です。この先に二の鳥居、三の鳥居、高倉神社があります。50mを超える杉の木が御神木です。
距離は約1kmくらい。50分の散策時間では往復できないです。
【子安観音】

見晴台に行く途中にあります。子宝、安産、子どもの健やかな成長など、女性や子どもの守り神として信仰。
【弁天様】

見晴台にあります。水の恵みに感謝するために祀られている神様
大内宿の茅葺きの家のお土産屋

朝早くに到着。それでも3軒ほどのお土産店が開いていました。

つるされているのはお手製のお飾りです。

福島のお土産を売っているお店もあります。
大内宿有名な高遠そばと茅葺きの家の食事処

大内宿と言えば、高遠そば。帰るときにちょうどオープン。次に訪れるときの楽しみにとっておきます。

おそば屋さんは他にもあります。

美味しそうなサンドイッチのお店もあります。
大内宿町並み展示館

大内宿の歴史などが学べる、大内宿町並み展示館。公衆トイレはこの建物の裏にあります。

入館料:250円。
見晴台までサクサク歩いて往復しお土産屋も見なければ、入館できそうです。
大内宿見晴台から見た茅葺き屋根の絶景
大内宿に行くなら迷わず、一番奥にある見晴台まで歩きましょう。

左右に登り階段と坂道があります。

階段はメチャメチャ急です。左手に緩やかな道も整備されています。

大内宿見晴台。丘とかではないです。

ガイドブックや旅番組で見た通りの景色です。

角度を変えてみると、また趣が違います。
鶴ヶ城|会津若松の歴史が学べる場所
福島県最後のスポットが鶴ヶ城です。
鶴ヶ城が会津のシンボルと呼ばれる理由?場所とアクセス

文禄2年(1593)に蒲生氏郷が東日本で初の本格的な天守閣を建てて「鶴ヶ城」と命名。
戊辰戦争では新政府軍の一か月に及ぶ猛攻に耐え、難攻不落の名城として知られるようになりました。
明治7年までに天守閣をはじめとするすべての建物が取り壊されましたが、幕末には最後まで武士の誇りを貫き通した会津藩のシンボル。
- 住所:会津若松市追手町1-1
- JR会津若松駅から南へ約3km。バスで15分
- 会津若松ICより車で約15分
鶴ヶ城公式サイト:https://www.tsurugajo.com/tsurugajo/
鶴ヶ城の散策拠点は鶴ヶ城会館

鶴ヶ城の散策の拠点は、鶴ヶ城会館。鶴ヶ城の追手門側にあります。
鶴ヶ城会館の駐車場とトイレ

鶴ヶ城会館の駐車場。普通車50台。大型バス20台。団体専用みたいな駐車場
料金は有料:会館でお買い物すると割引有り
鶴ヶ城にも駐車場があります。鶴ヶ城西出丸駐車場、鶴ヶ城南口駐車場、鶴ヶ城東口駐車場の3箇所で、有料。
鶴ヶ城のお堀

鶴ヶ城のお堀は広くて緑豊かです。
鶴ヶ城天守閣の特徴・階層・展示内容

鶴ヶ城天守閣の入口。

地下の塩蔵。昔の石垣がそのまま残っています。

鶴ヶ城天守閣の展示内容
- 地下:塩蔵
- 1層:鶴ヶ城と会津の歴史
- 2層:領主の変遷
- 3層:幕末の動乱
- 4層:会津ゆかりに先人
- 5層:展望台

城についてわかりやすい説明を見つけました。
- 城とは:堀もふくめた全て
- 天守閣とは:建物そのもの
【白虎隊】

会津藩の隊は年齢分けされていました。白虎隊はまだ子供達の隊だったのです。
- 玄武隊(げんぶたい):50歳以上
- 青龍隊(せいりゅうたい):49歳以下、36歳まで
- 朱雀隊(すざくたい):35歳以下、18歳まで
- 白虎隊(びゃっこたい):17歳以下15歳まで

飯盛山の悲劇。唯一救出された白虎隊の生存者です。後々飯沼貞吉が壮絶な体験を伝えたことで後世まで広まることに。
鶴ヶ城公園に用意されている撮影スポット

天守閣を出ると撮影スポットが用意されています。

ここから撮影した鶴ヶ城天守閣の写真がこれです。
これまた旅番組で良く見るアングルの鶴ヶ城天守閣です。会津に来たなと思わせてくれます。
鶴ヶ城のお土産ショップ

鶴ヶ城天守閣の1階にお土産ショップもあります。
【お土産】午前中に売り切れる?「ままどおる」の購入方法

福島県の銘菓として有名なのが「ままどおる」です。会社の名前は三万石です。
人気のお菓子なのか鶴ヶ城会館では、午前中に売り切れていました。
鶴ヶ城天守閣の売店は入場無料です。お城の売店もチェックして下さい。
どうしても購入したい場合は、鶴ヶ城会館から東へ15分ほど歩くと、三万石の会津若松店があります。ここならばら売りで購入できます。
三万石公式サイト:https://www.sanmangoku.co.jp/
鶴ヶ城散策の時間配分
自由昼食時間と合わせて約120分。散策時間は60分
鶴ヶ城天守閣に入館するか否かでも、大きく変わります。入館しなければ、時間を持て余しそう。
- 00:駐車場から天守閣へ移動
- 05:入館切符購入して天守閣散策。サクサク歩いて25分。丁寧に歩いて40分
- 30:鶴ヶ城公園内散策
- 45:駐車場へ戻る
- 50:鶴ヶ城会館でお土産購入
鶴ヶ城天守閣最上階から眺める会津若松の絶景

鶴ヶ城天守閣の最上階は展望台になっています。東西南北360°グルッと展望できます。

今日はあいにくの雨。

鶴ヶ城の櫓もしっかり見えます。
様々な角度から見る難攻不落の鶴ヶ城天守閣

せっかく鶴ヶ城に来ました。天守閣に入館されない方も、グルッと一周して周りから鶴ヶ城天守閣を楽しみましょう。

西側から見た鶴ヶ城天守閣

真下から見た鶴ヶ城天守閣

後ろ側から見た鶴ヶ城天守閣
忘れられない鶴ヶ城で起こった我が身のアクシデント

雨の鶴ヶ城で、予想外のトラブル発生。
靴底が剥がれたことありますか?私は、ここ鶴ヶ城で剥がれてしまいました。しかも雨の中。
目の前にある観光案内所で、近くに「靴屋さんはありませんか?」と泣きつきました。
事の顛末の詳細は、こちらにまとめています。
▶ 旅行中に靴底が剥がれたら?旅先でできる応急処置と事前対策【体験談】
結論:大内宿・鶴ヶ城は午前中で回れる|時間配分公開
朝8時のホテル出発からの実際の時間配分がこちら
- 8:00:裏磐梯のホテル出発
- 9:25:大内宿駐車場到着と散策
- 10:12:大内宿駐車場出発
- 11:04:鶴ヶ城会館駐車場到着
- 12:00:鶴ヶ城公園散策終わり
五色沼の散策時間15分を入れると、12時をちょっと過ぎることになります。それでも旅行会社の行程表は大きくずれていないことが確認できました。
この後私達は、靴屋を往復することになります。それだけで約50分。さすがに食事できず。昼食は鶴ヶ城会館の粟まんじゅうです。昼食時間が無かったら靴を買うことは出来なかったです。
まとめ
福島県の大内宿と鶴ヶ城を午前中の半日で回ったツアーの詳細をご紹介しました。
大内宿と鶴ヶ城の距離が約30kmと近いのも、時間配分の効率を上げるのに役立っています。
これから福島県にお出かけされる参考になれば嬉しいです。
靴底が剥がれるアクシデントがありましたが、いい思い出になりました。
東北5県3泊4日周遊ツアーの詳細は、こちらにまとめています。
▶ 東北5県3泊4日モデルコース|1000km移動はしんどい?きつい?実体験レポ