「全部まわると何分かかるの?」「どこを重点的に見るべき?」
そんな疑問を解消するのがこのガイド記事です。
この記事では、須磨シーワールドの屋内水族館エリア「アクアライブ」の各エリアを、公式推奨順路コースに従ってすべて紹介します。
各水槽には写真+一言コメントを添えているので、予習にも、訪問後の振り返りにもおすすめです!
アクアライブってどんなエリア?

館内3フロアと屋上を使って、兵庫の川上から瀬戸内海、南国の海までを再現した本格的な水族館ゾーンです。
水槽には名前が付けられています。名前(水槽)に従って見ていくといつの間にか世界の海まで辿りつく構成になっています。
屋内施設は天候に左右されず楽しめるエリアです。イルカ・シャチと違い、じっくり観察型の施設です。
小学生の自由研究や親子のお出かけにぴったりの施設でもあります。
アクアライブへは、須磨シーワールドのメインゲートから入ると、ドルフィンスタジアムの3階からしか移動できません。
兵庫県の河川の自然を再現「ローカルライフ:3F」
地元・兵庫の自然をテーマに、川の上流から下流までの生き物の暮らしを再現しています。
ローカルライフ・上流

アマゴやイワナなど、澄んだ水に暮らす生き物たちが泳いでいます。オオサンショウウオをいますから見つけて下さい。
ローカルライフ・里山

田んぼの近くで見られるメダカやドジョウたちが、のんびりと群れています。
ローカルライフ・中流

アユやカワムツが水草の間をすばやく泳ぎ回る、活気ある水槽です。
ローカルライフ・ため池

のっそりと動く大きなコイの姿は、圧巻です。
瀬戸内海の自然を再現「ローカルライフ:2F」
穏やかな海と河口の生態系を、干潟やアマモ場など細かく再現したリアルな展示です。
ローカルライフ・干潟

泥の中に潜む古語ガニやヤドカリ。子どもにも人気の探しがいある水槽です。
ローカルライフ・河口

淡水と海水が混じる汽水域の不思議な世界。魚の種類も多彩。
ローカルライフ・アマモ

水中の草原「アマモ場」を小魚が泳ぎ回る癒しの水景。
ローカルライフ・里海

神戸の名産イカナゴのくぎ煮。これがイカナゴです。
ローカルライフ・渦潮

鳴門の渦潮を思わせる迫力ある水流展示。見応えあります。
光と浮遊の癒し空間「クラゲライフ:2F」

大小異なる水槽が並んでいます。常時7種のクラゲが展示されています。

クラゲの美しさと浮遊感を味わえる、静かで幻想的な空間です。
南国の自然を再現「トロピカルライフ:2F」
カラフルな熱帯魚とサンゴの海が広がる、リゾート感あふれるゾーンです。
トロピカルライフ・礁湖

礁湖(しょうこ)とは、サンゴ礁地形の一つでラグーンとも呼ばれています。
トロピカルライフ・礁緑

礁緑(しょうりょく)とは、サンゴ礁の縁(ふち)部分を指す言葉です。
可愛い魚が集合「バラエティー・コーナー:2F」

ファインディング・ニモで有名な、カクレクマノミです。見ているだけで楽しいエリアです。

チンアナゴです。ゆらゆらしています。
大型サメが泳ぐ外洋水槽「トロピカルライフ・外洋:1F」

シロワニなどの大型魚が悠然と泳ぐ大水槽です。旧須磨海浜水族園の大水槽で飼育されていた魚たちです。
サンゴ礁と熱帯魚のカラフルな海の中「コーラルメッセージ:1F」

色鮮やかな魚たちが泳ぎ交う、南の海そのものを感じられる展示です。

いつの間にか1階です。順路にしたがって下さい。まちがえて出場しないように注意して下さい。出場すると再入場できません。
動物の水中行動を観察「ロッキーライフ:3F」
エスカレーターで3階に戻ります。ベビーカーの方は、エレベーターで上がれます。

これは1階から3階へ上るエスカレーターです。幻想的な雰囲気を楽しんで下さい。アシカやアザラシ、ウミガメの泳ぎをガラス越しにじっくり観察できます。
ロッキーライフ・アシカ

あれ、アシカがいない?まだ寝てるのかな。アシカは陸上で眠るそうです。
ロッキーライフ・アザラシ

このアザラシは、すねているのかな?見ていて飽きません。
ロッキーライフ・ウミガメ

重そうな体なのに軽やかな泳ぎ。じっと目が合うとドキッとします。
魚と触れあえる「タッチングプール:3F」
エイなどに触れることができる体験型エリアです。

意外にツルツルしていてビックリです。
触れあえる魚
- アカエイ
- ホシエイ
- トビエイ
- ネコザメ
- テンジクザメ
日向ぼっこの動物が見える場所「ロッキーライフ:4F」
晴れた日には、動物たちがのんびり日向ぼっこ。屋外観察にぴったりのスポットです。
ロッキーライフ・ペンギン

ホントに気持ちよさそうに泳いでいます。
ロッキーライフ・屋外観察ゾーン

ペンギンやアシカが陸で過ごす様子も見られます。水中とはまた違った魅力です。
まとめ
アクアライブは、ゆっくり見て回ると1時間〜1時間半ほどかかります。展示の密度が高く、それぞれにストーリー性があるため、じっくり観察するのがおすすめ。
ショーの前後や、混雑を避けたい時間帯に「アクアライブだけを目的に訪れる」コースもアリです。特に小さなお子さん連れや、じっくり写真を撮りたい方には、朝イチや午後の空いている時間がおすすめです。
2回目からはご自身の好きなエリアから回りましょう。