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南極観測船『しらせ』神戸港で一般公開|滅多に見られない船内体験レポ

南極観測船しらせ 旅の乗物

南極観測船『しらせ』をご紹介します。

『しらせ』の一般公開が開催されたので乗船してきました。

普段見ることが無い、南極観測船の船内を写真でご紹介します。

今の『しらせ』は、南極観測船としては3代目になります。

さらに『しらせ』には、2つの呼び名があります。

  • 南極観測船:文部科学省の船としての呼び名
  • 砕氷艦:海上自衛隊の船としての呼び名

『しらせ』の運行を担っているのが、海上自衛隊です。

今回の一般公開は、海上自衛隊の主催です。

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この記事を書いた人
完とミキ

こんにちは完とミキです。夫婦で巡った日本の絶景を現地で撮ってきた写真でご紹介します。お出かけの参考にして下さい。

南極観測船『しらせ』とは?

日本唯一の砕氷艦で南極へ物資を運ぶ船

コンテナで積まれている資材

南極観測隊の資材や食料などの物資を南極へ運ぶのが、『しらせ』の重要な任務です。

『しらせ』の船舶情報とスペック

しらせの船舶情報
  • 長さ:138m
  • 幅:28m
  • 深さ:15.9m
  • 喫水:9.2m
  • 基準排水量:12650トン
  • 最大速力:19ノット
  • 軸出力:30000馬力
  • 推進方式:ディーゼル電気推進
  • 乗組員:175名
  • 輸送能力:観測隊員等 約80名、輸送物資重量1100トン

神戸港で一般公開|開催概要

日時・場所・入場方法

一般公開の詳細

  • 日付:2025年10月11日(土)
  • 時間:9:00ー16:00
  • 場所:神戸港ポートアイランド西岸壁(兵庫県 神戸市 中央区港島1)
  • 行き方:神戸新交通ポートアイランド線「みなとじま駅」~ 徒歩約15分(約1.1km)
  • 入場無料

予約・整理券の有無や混雑状況の様子

一般公開に並ぶ人々
  • 入場は、先着順で並んで待ちます
  • 予約はありません
  • 整理券の配布もありません

私達が並んだのは、9:00です。その時点で約1000人ほど並んでいました。船内を見学して下船する頃には、5000人は並んでいたと思われます。

1000人並んで、乗船できるまで約70分かかりました。

船内見学スタート!見どころを写真で紹介

飛行甲板に展示されたヘリコプター

しらせのヘリコプター

船尾の飛行甲板には、ヘリコプターが1機展示されていました。大きめのヘリコプターです。船にしっかり固定されています。

広くて高い格納庫

しらせの格納庫

格納庫は、メチャクチャ広いし、天井もメチャクチャ高いです。

貴重なブリッジの操船機器

しらせのブリッジ

ブリッジも見学できました。

手前左の赤いのが、操船ハンドルです。

しらせの艦長席

赤い椅子が、艦長席です。

反対側には、副艦長席もあります。

砕氷艦なので、「艦長」です。「船長」ではありません。

砕氷艦ならではの上部見張所

しらせの上部見張所

ブリッジの上の方に、見張所があります。より遠くまで確認するための場所だそうです。

実際にさわれる南極の氷と石

南極の氷

格納庫で、南極の氷が展示されていました。誰でも触れます。ツルツルして冷たいです。

南極の石

南極の石まで、展示されています。

万博みたいです。

『しらせ』砕氷の仕組みとは?

しらせ砕氷の仕組み

パンフレットに、砕氷中の写真が載っていました。

氷厚約1.5mまでの氷は、強力な推進力で連続的に砕氷して全身します。

しらせの船首

氷厚約1.5m以上の氷は、一旦艦の後退させ、最大出力で前身し氷に乗り上げ、艦の自重で氷を砕きます。

船首の下部がグッと内側に角度が付いています。これで氷に乗り上げです。

人気のおみやげコーナー

自衛隊の帽子販売

岸壁には、お土産を販売しているテントも設置されています。

様々な艦の帽子が並んでいました。

自衛隊のお菓子販売

プラモデルのケースみたいなお土産も販売されていますよ。

 『しらせ』一般公開を間近で体験した感想

メチャクチャ並びましたが、『しらせ』の一般公開に乗船できてサイコーでした。

  • 見た目の予想以上に大きいです
  • 全長より横幅が大きく感じます
  • ブリッジまで5階もあり、高さもあります。
  • 格納庫も大きくてビックリ
  • これで南極まで行くのかと思うと、ホントに頭の下がるお仕事です
しらせ乗艦記念

下船すると、乗艦記念とパンフレットがもらえます。

次回の一般公開予定・関連情報

今回の神戸港寄港は、6年ぶりです。

神戸港に寄港する前は、名古屋で一般公開されています。

今回の寄港を知ったのは、ネットニュースです。

次回の一般公開予定は、まだ情報がありませんでした。

『しらせ』は、秋に横須賀を出港して南極に向かいます。翌年春に、横須賀に帰ってきます。

来年も、おそらく今頃の時期に、全国どこかで一般公開されると予想されます。

神戸港への寄港は不明ですが、来年の今頃ニュースをチェックしましょう。

陸上自衛隊応援サイトで、陸海空自衛隊の年間イベントカレンダーを見ること出来ます。

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まとめ|南極観測船『しらせ』神戸港一般公開の魅力

南極観測船『しらせ』の一般公開は、写真だけでは伝わらないスケールと感動がありました。

普段は入れない船内の見学や、砕氷艦ならではの迫力ある構造を体験できる貴重な機会でした。

次回の一般公開でも、ぜひ実際に足を運び、そのスケールと使命感を体感してみてください。

当日は、小雨混じりでしたが、多くの人が訪れていました。早めに並ぶのがおすすめです。

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