道北を代表する、「サロベツ湿原」。
ホントに原野と湿原しか無い絶景スポットです。
広大な湿原風景を楽しめる一方で、「どのくらい時間が必要?」「どう回るのが効率的?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
この記事では、実際に道北ツアーでサロベツ湿原を訪れた体験をもとに、アクセス方法や所要時間、効率よく回るモデルコースを解説します。
あわせて、サロベツ湿原センターと原生花園の違いや見どころ、さらに油分を含む珍しい泉質で知られる豊富温泉の宿泊レビューも紹介します。
サロベツ湿原にお出かけされる参考にして下さい。
道北観光ツアーの全行程はこちらにまとめています。
▶ 道北観光2泊3日モデルコース体験の満足度|利尻・礼文・稚内・サロベツを巡るツアー
サロベツ湿原と豊富温泉を巡るモデルコース
道北観光の中でも、サロベツ湿原と豊富温泉はセットで訪れるのがおすすめです。
湿原の大自然を楽しんだあと、全国的にも珍しい油分を含む温泉でゆっくり疲れを癒せます。
どちらも距離が近いため、無理のないスケジュールで観光が可能です。
道北ツアーで実際に回ったルートと順番
せっかく道北に行くなら、利尻礼文サロベツ国立公園全部回りたかったので、サロベツも回るツアーを探しました。意外にツアーでサロベツ湿原を回るコースは少ないです。
今回の道北ツアーでは
稚内市内観光 → 宗谷サンセットロード → サロベツ湿原センター → サロベツ原生花園 → 豊富温泉宿泊 → 翌朝稚内港
という流れで回りました。
サロベツ湿原を楽しみにされている方には、おすすめのコースです。
難点も1つあります。翌朝の移動が早いことです。
今回のルートの所要時間・移動距離
- ノシャップ岬 → サロベツ湿原センター:50km・53分
- サロベツ湿原センター:30分
- サロベツ原生花園:30分
- サロベツ原生花園 → 豊富温泉:12km・15分
サロベツ湿原の場所とアクセス方法と所要時間

車でのアクセス(稚内・豊富からの距離)

道北各地から車で、サロベツ湿原センターへのアクセス
- 稚内駅:42km・49分
- 稚内空港:44km・47分
- 旭川駅:207km・3時間25分
車の場合、豊富温泉からは比較的近く、移動の負担は少なめです。観光の自由度を考えると、レンタカー利用が最もおすすめです。
公共交通でのアクセス(本数・注意点)
道北各地からJR豊富駅へのアクセス
- 稚内駅:43km・48分
- 稚内空港:稚内空港→バス→稚内駅13km・36分
- 旭川駅:215.9km・特急3時間8分
JR豊富駅からのアクセス
- バス:約9分・「サロベツ湿原センター前」
公共交通でもアクセスは可能ですが、本数が限られているため注意が必要です。
事前に時刻表を確認し、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要になります。
サロベツ湿原の見どころ
サロベツ原野とサロベツ湿原の関係
サロベツ湿原はサロベツ原野の一部に含まれる湿原地帯です。国内最大の高層湿原です。
面積
- サロベツ地区:447km²
- サロベツ原野:216km²(ほとんどが国立公園)
- サロベツ湿原:67km²
一面に広がる湿原

サロベツ湿原の魅力は、何といっても視界いっぱいに広がる開放的な風景です。
ただただ見渡す限りの原野が続きます。人工物が少なく、静かな時間が流れているため、都会では味わえない落ち着いた雰囲気を感じられます。
利尻山が見える絶景と高山植物

初夏にはエゾカンゾウなどの高山植物が咲き、景色に彩りが加わります。時期が合えば、より満足度の高い散策が楽しめます。天気が良ければ、遠くに利尻山を望むことができます。
ただし、雲がかかりやすいため、見えた場合はかなりラッキーです。私達も見えませんでした。
サロベツ湿原センターの見どころと滞在時間

住所:〒098-4100 北海道天塩郡豊富町上サロベツ8662番地
主な施設
- サロベツ湿原センター
- 木道
- 売店・レストハウス
- 泥炭産業館
- サロベツ原生花園
サロベツ湿原センターとは

展示内容
- 湿原の成り立ち
- 生息する動物や花々の写真やパネル
- 生き物の剥製
- 泥炭採掘の歴史
そもそも高層湿原とは

高層湿原って、高いところにある湿原と思っていませんか?私もそう思っていました。湿原そのものが長い年月をかけて高くなった場所のことです。
低層湿原・中層湿原・高層湿原を比較できるパネルがあるので見ておくとためになります。
実際の所要時間(体験ベース)
一通り散策するだけなら30分ほど。
全ての展示物を、ジックリ見るなら1時間は、かかりそう。
サロベツ湿原センターの公式サイト:http://sarobetsu.or.jp/swc/
サロベツ原生花園の見どころと所要時間

サロベツ原生花園の展望台から見える、一面のサロベツ湿原
サロベツ湿原センターとの違い

サロベツ湿原センターの中にあるのが、サロベツ原生花園です。木道が整備されていて、サロベツ湿原を散策することが出来ます。
木道コース
- 外周:1km(徒歩30~40分)
- 内周:0.8km(徒歩20~30分)
花の時期と見頃

サロベツ原生花園を歩く前に、今の季節に見られる花々を確認できます。知らない名前が多いので、このパネルの写真を撮ってから歩くと役立つかも。
滞在時間の目安

こちらも30~40分前後あれば一通り見て回れます。
湿原センターと合わせても、長時間拘束されることはありません。
サロベツ湿原観光のベストな回り方
センターと原生花園の順番
まず湿原センターを訪れ、その後原生花園へ向かう流れがスムーズです。
情報を先に得てから自然を見ることで、理解も深まります。
効率よく回るコツ
ツアーで行かれて外周の木道を全部歩くなら、先に湿原センターで情報を得る時間を10分ほどに。それから外周の木道を散策。展望台は全部に上るのがおすすめ。以外に見える景色が変わります。
残った時間で、再度湿原センターを見るか、売店でお土産チェック・レストハウスもチェックするのはいかがでしょうか。
豊富温泉の特徴と宿泊レビュー

油分を含む珍しい泉質とは
豊富温泉は、石油成分を含む全国的にも珍しい泉質で知られています。
独特の香りがありますが、肌に優しい温泉として評価されています。
ホテル豊富に宿泊した感想(食事・部屋・温泉)

ツアーでしたので、豊富温泉で一番大きい宿「ホテル豊富」に宿泊しました。
部屋

建物は古そうです。部屋は昔ながらの和室でした。
食事

夕食のメインは、たこシャブです。
温泉

もちろん油分の温泉にも、しっかり浸かりました。
料理油のイメージでベトベトするのかなと思っていましたが、全くそんなことはありません。肌はすべすべします。
かすかに油の香りはします。温泉じゃ無い湯船もあります。油分が苦手な方のために用意されているのかも。親切です。
正直レビュー(良かった点・気になる点)
あくまで当時の個人の感想ですが、20点
良かった点
- やっぱり油分の温泉。初めての体験でした。
気になった点
- 夕食は18:00と聞いていました。時間に合わせて食堂へ行くと、皆さんとっくに席に着いていました。早く準備できたなら知らせて欲しかったです
- 食事は全て事前に並んでいて、ご飯も冷めていました。ホテルの楽しみって食事なのに、これではダメです。
温泉だけでも泊まる価値はあります。ツアー利用で豊富温泉に泊まるならここしか無さそうです。それ以外は、気にしないこと。
そうそう当時の大浴場ですが、鍵の掛かる貴重品入れに100円いりました。後で帰ってきますが、風呂行くのにお金持たなかったので使えなかったです。
サロベツ湿原観光おすすめの時期
ベストシーズンは6月〜7月

私達が訪れたのは7月20日。残念ながらエゾカンゾウは見ることは出来ませんでした。
一面に咲き誇るエゾカンゾウの見頃は、6月中旬~7月上旬です。ご注意を。
サロベツ湿原観光の注意点と失敗しないコツ
時間配分の落とし穴
サロベツ湿原センターと原生花園は、思ったより短時間で回れます。一方で、サロベツへの移動時間を見落としがちです。稚内から意外に時間がかかりました。
余裕を持ったスケジュールを組むことが大切です。
サロベツにコンビニはありません
サロベツ湿原センターの周り、豊富温泉の周りにはコンビニはありません。稚内から移動する途中にも見当たりませんでした。ツアーで行かれる場合は、事前に稚内市街で調達しておく必要があります。
車移動であれば、豊富町市街にコンビニがあります。
サロベツ湿原での服装・靴
サロベツ原野・湿原は、何も遮る物が無いので、以外に風が強いです。7月中旬でも道北は寒いです。ウィンドブレーカーなどの防風対策があるといいです。
また、歩きやすい靴も用意しておきましょう。
サロベツ原野コースツアーの見つけ方
私達が礼文島観光に利用した旅行会社のツアーはクラブツーリズムです。参考までに、ツアーの探し方をお伝えします。探してみて下さい。
まずは、クラブツーリズム公式サイトを開きます。下記リンクから開けます。
▶ クラブツーリズム公式サイトを見る
クラブツーリズム公式サイトが開きます。

右上の「ツアー検索」を押すか、ツアー検索画面が表示されるまで下にスクロールします。

出発地:出発したい「地域」か「出発地域を選択する」を選びます
キーワード検索:「サロベツ」を入力して、検索を押します
ツアーの一覧画面が表示されます。気になるツアーの詳細を確認してみて下さい。
クラブツーリズム公式サイトはこちらから開けます。
▶ クラブツーリズム公式サイトを見る
まとめ
サロベツ原野と豊富温泉に宿泊するモデルコースをお伝えしました。
サロベツ湿原は、各スポットの滞在時間が短いので、移動と合わせて半日あれば十分に楽しめます。さらに豊富温泉を組み合わせることで、観光とリラックスの両方を満喫できます。
原野しか無い、サロベツの景色は、他と違います。北海道の最果てに来たなと、実感がわいてきます。
道北旅行の計画に、ぜひ取り入れてみてください。
道北観光ツアーの全行程はこちらにまとめています。
▶ 道北観光2泊3日モデルコース体験の満足度|利尻・礼文・稚内・サロベツを巡るツアー