関西からフェリーで九州へ船旅したい。実際に行かれた人の体験記を、参考として知りたい。
今日は、このような悩みを解決できます
なぜなら、私達も神戸から九州へ往復フェリーで船旅してきました。ツアーでは無く、自分達で計画した船旅です。
✔神戸から大分へ3泊4日の船旅
✔行きは阪九フェリーで新門司へ
✔帰りは大分港からさんふらわ
✔観光は別符地獄巡りと原尻の滝
✔2日目は別府の温泉宿で1泊
行きと帰りでフェリー会社を変えているので、異なるフェリーを楽しめます。
是非、九州へお出かけの参考にして下さい。
初日：阪九フェリーで別府へ出発｜神戸発のフェリー旅行記
私達は神戸在住。利用するのは六甲アイランドフェリーターミナルです。
阪急「御影駅」、阪神「御影駅」、JR「住吉駅」から連絡バスがあります。料金は230円です。
阪九フェリーもさんふらわあ、どちらもここから乗船できるので便利です。
神戸港から出港｜フェリー「せっつ」の船内設備
行は、阪九フェリーの「せっつ」に乗船です。
- 総トン数：16,292トン
- 全長：195m
- 全幅：29.6m
- 航海速力：23.5ノット
フェリーせっつの広い大浴場
運良く先客が誰もいなかったので、大浴場を撮影できました。広いです。
スイートルームの客室レビュー
行の船旅は、貼り込んでスイートルームにしました。窓も2つ付いていて、とてもユッタリ過ごすことが出来ました。
夜景のデッキ体験
九州への船旅は、往復夜に航行です。行きしなは、ライトアップされた明石海峡大橋を潜って出発です。
レストランの夕食・朝食レビューと新門司港到着までの流れ
せっつのレストランは、ビュッフェ形式です。メニューも豊富で、和食も多いです。レストランも広くてキレイです。
到着するのは福岡県北九州市の門司港です。到着前に朝日を拝むことが出来ました。今日もいい旅になりそうな予感です。
【フェリーの料金を調べて見る】往復別々のフェリー会社を予約できます
2日目：大分県豊後大野市の「原尻の滝」散策
2日目の朝は、門司駅から今回船旅の目的地大分までJRで移動です。
門司駅から大分駅へ日豊本線で特急旅
門司駅から大分駅までは、JR九州日豊本線の特急「にちりん」で移動。メカゴジラみたいな風貌で、カッコイイです。
大分駅から緒方駅へ豊肥本線で往復鈍行鉄道旅
大分駅からさらに豊肥本線に乗り換えて、豊後大野市の緒方駅まで、ノンビリ鉄道旅です。
味めぐり｜大分駅の人気駅弁
ランチあｈ、大分駅で駅弁を購入。車内でゆっくり味わいます。
原尻の滝の絶景｜東洋のナイアガラ
豊後大野市には、東洋のナイアガラと呼ばれる「原尻の滝」があります。是非訪れてみたかった場所です。
原尻の滝は、「見下ろす滝」です。歩いていると突然出現します。原尻の滝は、滝なのに360°グルッと回って散策することができる、珍しい滝でもあります。
滝に流れ込む川の上を、歩道が設置されているので、原尻の滝を上からも見ることができます。
阿蘇山の9万年前の大噴火による火砕流が、冷え固まってできたものです。
- 日本の滝100選
- 滝の幅120m
- 落差20ｍ
原尻の滝は、回りを360°散策できるだけでなく、達壺にも降り立つことができます。達壺からも壮観な眺めです。
私達は、車の運転が出来ないので、原尻の滝までは、鉄道で移動。鉄道の便数も少ないので、運転出来る方は、レンタカーが絶対便利です。すぐ側に道の駅もあるので駐車場の心配もいりません。
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悠彩の宿「望海」宿泊｜別府温泉の海辺にある宿
今回の大分旅行は、往復フェリーですが、1日だけ別府温泉の宿に宿泊しました。
宿の名前は「望海」。餅ケ浜（もちがはま）海浜公園の側に建っている宿です。砂浜から夕陽も望めるいい場所です。
- 住所：大分県別府市北浜3-8-7
- アクセス：別府駅から海側へ徒歩15分
- 別館温泉棟：「光芒」2024年12月オープン
夕食は個室。
望海の夕食は、選べる懐石料理です。一人一人個別に、メインのお刺身と鍋料理を予約時に選ぶことができます。
二人で別々の料理を選べるので、食べ比べも出来て得した気分になれます。
お部屋も落ち着いた雰囲気で、ユッタリできます。ここは湯の別府、もちろんお風呂は温泉です。露天風呂は最上階にあります。
朝食はお食事処で頂きます。目移りしそうなほどのメニューです。
【別府温泉 悠彩の宿「望海」を見てみる】
3日目午前：別府地獄めぐり完全ガイド｜7つの地獄を一挙紹介
3日目は、今回のメインイベント、別府地獄巡りです。地獄は全部で7カ所。全部に入場できるチケットを購入すると、地獄巡りが便利です。
地獄巡りの移動は、亀の井バスの1日乗車券を利用すると、こちらも便利です。
竜巻地獄｜間欠泉
- 湯の温度：105°
- 湯の色：透明
- 間隔：約30～40分
- 噴出時間：約10分
熱湯なので、湯気の量がスゴいです。上部にフタが無ければ、30ｍくらい噴き上がるそうです。
吹き出す時間を知らせる表示灯があります。
血の池地獄｜赤い熱泥の池
別府の地獄で一番思い出すのは、この血の池地獄。
- 湯の温度：78°
- 湯の色：オレンジっぽい赤色
ここも熱湯なので、湯気で一杯です。冬場は最モウモウとしているのかな。
海地獄｜最大広さの地獄
- 湯の温度：98°
- 湯の色：コバルトブルー
別符の地獄で一番広い地獄です。キレイなコバルトブルーでビックリ。やっぱり熱湯なので湯気の量も多いです。
鬼石坊主地獄｜沸騰する灰色の熱泥
- 湯の温度：99°
- 湯の色：泥状の灰色
ここなどが一番、地獄の名称のイメージに近いのでは。泥状の表面がボコボコと噴き出しています。
鬼山地獄｜ワニ地獄
- 湯の温度：99°
- 湯の色：透明
- ワニを展示
透明のお湯が、いやでも熱湯を思い起こさせます。熱そうです。湯気も半端ないです。
鬼山地獄の別名は「ワニ地獄」とも呼ばれています。とんでもない数のワニがいます。
かまど地獄｜6つの湯の池
- 湯の温度：98°
- 湯の色：乳青色
- 湯の池が6つある
かまど地獄は1丁目から6丁目まで、特徴有る地獄を見ることができます。
白池地獄｜熱帯魚のいる地獄
- 湯の温度：95°
- 湯の色：乳緑っぽい白色
- 熱帯魚の展示
可愛い名前の地獄です。熱帯魚も展示されています。
各地獄それぞれ特徴があるので、是非7つ全部巡って見て下さい。
全部に入場できる共通チケットが便利です。
別府ランチおすすめ2選｜東洋軒のとり天＆六盛の冷麺
別府名物。有名な2つのお店をご紹介します。
東洋軒の「とり天」
バナナマンの番組で紹介された元祖とり天のお店は「東洋軒」。
- 住所：大分県別府市石垣東7丁目8番22号
六盛の「れーめん」
別府冷麺で有名なお店は「六盛」。
- 住所：大分県別府市松原町7-17
2つのお店は離れた場所にありますが、両方を一度に頂ける場所があります。それが大分の百貨店トキハ別府店の地下フードコートです。
- 住所：大分県別府市北浜2丁目9番1号
別府駅から海に向かって徒歩10分くらいです。
ランチに頂くなら、是非訪れてみて下さい。
3日目午後：別府市内の観光スポット散策
午後は別府市内をアチコチ散策。
湯けむり展望台
別府の街景色と言えば、立ち上る湯けむりです。これを一目見たかったのです。
ホントに沢山の湯けむりが立ち上っていて、ビックリしました。冬に足を延すと最沢山の湯けむりなんだろうなとワクワクします。
別府市内のレトロ建築散策
なぜか別府市内を歩いていると、レトロな建物を見つけてしまいました。この建物は銭湯です。
こちらは映画館です。寅さんや健さんの映画を上映しているわけではありません。
どちらの建物も、別府駅から海に向かう大通りに面して建っています。
新名所グローバルタワー｜ガラス張り展望台360°の絶景
別府にはタワーと呼ばれる建物が2つあります
- 別府タワー
- 別府グローバルタワー
こちらは、別府グローバルタワーです。
別府タワーは海の側です。宿泊した宿「望海」の側に建っています。
- 高さ：100ｍ
- 展望台は前面ガラス張り
- 住所：大分県別府市山の手町12-1
- 場所：別府国際コンベンションセンター
足元がすくわれる怖さです。
大分名産「かぼす」のおすすめお土産
「かぼす」ってご存知ですか？大分県の名産品です。「かぼす」を使ったお土産が豊富です。その中から2つご紹介します。
かぼすチョコです。かぼすピールにビターチョコがかっています。おすすめです。
別府駅お土産コーナーで見つけました。
九州の銘菓「ひよ子」です。大分限定の、かぼすのひよ子フィナンシェです。別府駅前通りの南へ5分ほど歩くと見つかります。
最終日：フェリーさんふらわあで九州を出発｜2度目の船旅
九州から神戸への帰りは、大分港から出港です。別府の隣町なので、電車で2駅と近いので便利です。
【フェリーの料金を調べて見る】
大分港から出港｜さんふらわあ「ぱーる」の船内設備
帰りは、さんふらわあを利用しました。場所は、西大分フェリーターミナルです。最寄り駅は西大分駅です。行と違うフェリーを選べるのがいいです。
船名は「ぱーる」です。
船内は、吹き抜けがあって広く感じます。
客室レビューと大分の夜景
行の阪九フェリーは、スイートルームでしたが、さんふらわあの客室は、「窓なし2段ベット」の部屋です。試しに選んだのですが、間違いでした。窓がないので息苦しさを感じます。部屋を選ぶときは、せめて窓なしを選択して下さい。
何度もデッキに出て過ごしていました。大分の夜景もキレイです。
レストランの夕食・朝食レビューと神戸港港到着までの流れ
さんふらわあの夕食も朝食も、ビュッフェ形式です。阪九フェリーよりちょっとメニューが少ないかも。
神戸到着は、翌朝です。帰りも最寄り駅まで連絡バスがあります。
【フェリーの料金を調べて見る】往復別々のフェリー会社を予約できます
まとめ
今日は、神戸から九州往復フェリーの船旅をご紹介しました。
行きは阪九フェリーで、帰りはさんふらわあと別々のフェリー会社を選びました。
現地別府では、温泉宿に宿泊しました。
メインの観光地は、別符地獄巡りと、豊後大野市の原尻の滝です。
往復のんびりフェリーの船旅最高です。
九州へお出かけされる参考にして下さい。
記事内でご紹介した、各種案内をまとめて再掲します。こちらも参考にして下さい。
【別府温泉 悠彩の宿「望海」を見てみる】
【楽天トラベルでレンタカーを見る】
▶ レンタカーを見る
【別符地獄巡りチケットを見る】
【フェリーの料金を調べて見る】
日本国内他の旅行先はこちらにまとめています。参考にして下さい。