高知県の五台山にある「牧野植物園」は、朝ドラ『らんまん』の主人公のモデルである牧野富太郎博士ゆかりの植物園です。博士の偉業をたたえるだけでなく、豊かな自然の中で3,000種以上の植物を観察できる、まさに”学びと癒やし”の空間。
この記事では、牧野植物園の見どころや展示内容、アクセス方法まで、実際に訪れて感じた魅力をたっぷりご紹介します!
👇高知旅行のまとめ記事もあわせてご覧ください。
牧野植物園の場所・アクセス・営業時間まとめ

高知県立牧野植物園は、高知市の中心部から車で約20分ほどの「五台山(ごだいさん)」の中腹に位置しています。標高約130mの自然豊かなロケーションは、訪れるだけで癒される空間です。
園内は五台山の起伏を活かして8haもあります。
- 📍住所:高知県高知市五台山4200-6
- 🚗アクセス:高知駅から車で20分/バス「牧野植物園前」下車すぐ
- 🕙営業時間:9:00~17:00(最終入園16:30)
- ❌休園日:年末年始(12/27〜1/1)
- 🎫入園料:大人850円/高校生以下は無料(訪問時)

園内には広めの駐車場も完備されているので、車での訪問も安心です。
土佐の高知と言えば「牧野植物園」が有名ですが、実はそれ以外にも”映える絶景”が揃っているんです。👇
展示されている植物の種類と見どころ紹介

牧野植物園では、およそ3,000種類以上の植物を観察できます。中でも注目なのが、高知県に自生する希少植物の数々。四季折々で咲く花が変わるため、何度訪れても違った景色が楽しめます。
見逃せないのは「日本の野生植物エリア」。自然の地形を活かして、まるで山道を歩いているような感覚で植物と触れ合える構成です。

また、「薬草園」や「食用植物コーナー」など、分類されたゾーンもあるため、学びながら楽しむことができます。
自然を活かした展示が魅力!牧野植物園の楽しみ方

温室や花壇といった”見るための植物園”とは異なり、牧野植物園の展示は「自然に溶け込んでいる」のが特徴。山の傾斜を活かした小道や、木々の間から見える景色がとても美しく、植物を「感じる」ことができる空間です。
ここの植物は1つ1つにシッカリ名札が用意されているのが、スゴいです。

特におすすめは、「棚田の風景」を再現した里山ゾーン。田んぼの畦道に咲く草花や、虫の声が響く中での散策は、まるで子ども時代に戻ったような気分になります。
牧野博士が模写した植物の絵も一緒に紹介されているのも素敵です。描写はメチャメチャ緻密で驚きます。
牧野富太郎博士の人生に触れる展示と資料

園内には「牧野富太郎記念館」があり、博士の生涯や研究資料が丁寧に展示されています。植物図鑑の手描きイラストや、全国を旅して集めた標本など、植物への深い愛情が伝わる展示内容です。
特に、ドラマファンには「牧野博士の書斎を再現したコーナー」や、「博士の直筆ノート」などが人気。人物としての魅力に触れながら、知的好奇心もくすぐられます。
温室・図書館・カフェも!施設ガイド一覧

牧野植物園の魅力は植物展示だけではありません。敷地内には様々な施設が揃っており、ゆったりとした時間が過ごせます。
- 🌿【温室】熱帯・亜熱帯植物が楽しめるドーム型温室
- 📚【図書館】植物関連の書籍や資料が閲覧できる静かな空間
- ☕【カフェ アルブル】地元の素材を活かしたランチやスイーツが味わえる
- 🎁【ショップ】牧野博士モチーフのグッズや植物に関する書籍が充実
どの施設も植物園の雰囲気に調和しており、落ち着いて過ごすことができます。

牧野博士のキャラクター「まきのさん」の可愛いグッズが沢山あります。
まとめ:牧野植物園は自然と知の宝庫だった
牧野植物園は、ただの植物園ではありません。牧野富太郎博士の功績を学びながら、高知県の豊かな自然と植物たちを五感で体感できる、まさに”知と癒しのオアシス”です。
朝ドラをきっかけに興味を持った方はもちろん、植物に詳しくなくても楽しめる展示が満載。高知旅行の際には、ぜひ立ち寄ってほしい名所のひとつです。
▼牧野植物園の公式サイトはこちら
https://www.makino.or.jp/
👇高知旅行で訪れたいおすすめ観光スポット一覧はこちらの記事も参考に
今回の牧野植物園は、阪急交通社の高知を巡るツアーの立ち寄りスポットでした。
👇高知旅行のまとめ記事もあわせてご覧ください。