【230km走破】四国最果て室戸岬→足摺岬!阪急交通社ツアー絶景の旅

足摺岬の絶景 国内旅行

東の室戸岬から西の足摺岬まで――。
約230kmという長距離を一気に走破する、まさに“四国最果ての旅”。この壮大なルートを、阪急交通社のバスツアーで快適かつ効率よくめぐってきました!

切り立つ岬と広がる太平洋、海と空の青さに心奪われる絶景の連続です。室戸岬・足摺岬という2大岬を訪ねるだけでなく、途中には美味しい郷土グルメや、地元ならではの立ち寄りスポットも満載です。

個人ではなかなか行きづらい2つの岬を、快適なバス移動と充実した添乗員付きで一気に巡れるのがこのツアーの最大の魅力です。

道中には、太平洋を望む絶景ロード、迫力ある断崖、地元の食や文化を感じられる立ち寄りスポットなど、旅心をくすぐる風景が盛りだくさんでした。

この記事では、実際に参加したツアーの様子を現地の写真付きで詳しくご紹介します。

「四国の最果てってどんなところ?」「行ってみたいけど大変そう…」という方の参考になるよう、見どころ・スケジュール・感想も正直にまとめています。

きっと、あなたもこの旅が終わるころには「次はどこへ行こう?」とワクワクしているはずです!

ツアー概要「阪急交通社「室戸岬→足摺岬」バスツアーとは?

今回高知に旅した阪急交通社ツアーの正式名称はこちらです。

【往復JR】足摺岬・室戸岬ドラマで話題になった牧野植物園6つの絶景で彩るどっぷり高知3日間」です。

往復JRとは、私が住んでいる神戸から四国までの移動手段を指しています。
四国までの往復は新幹線とマリンライナーで移動するツアーです。

ツアーの特徴

足摺岬と室戸岬だけで無く、全部で6つの絶景を巡る旅行ツアーです。
高知と言えばと言われる観光スポットも訪れることが出来ます。

  • 桂浜
  • 井尾木洞
  • 四万十川
  • にこ渕

お得な気分になります。

ツアーの工程・スケジュール

ツアーの概要をお伝えさせて頂きます。

1日目

  • 坂出駅からツアーバス乗車
  • 昼食:土佐あか牛のすき焼きとメヒカリの唐揚げ
  • 桂浜:30分
  • 伊尾木洞:60分
  • 室戸岬:30分
  • 夕食:室戸名物キンメ丼
  • 宿泊は芸西よさこい温泉

2日目

  • 牧野植物園:70分
  • 昼食:地元高知のうな重
  • 四万十川:20分
  • 宿泊は四万十市

3日目

  • 足摺岬:50分
  • 自由昼食:須崎道の駅カワウソの里
  • にこ渕:40分
  • 坂出駅到着

ツアーの料金

気になるツアーの料金もお伝えしておきます。
ツアー申込時の一人分の料金です。税込です

  • ツアー料金:72800円
  • 保険代:2000円
  • 合計:74800円

途中休憩の場所

バス移動の途中も1時間から1時間半くらいの間隔で、トイレ休憩もシッカリ取ってくれているので安心です。基本的に食事以外の途中休憩は、サービスエリアか道の駅を利用します。

途中休憩した場所はこちらです

  • ゆういんぐ四万十
  • あぐり窪川
  • 須崎かわうその里
  • 633美の里
  • 豊浜サービスエリア

アイスクリームを買ったりご当地のお土産を買うことができます。

旅のツアーは香川県の坂出からスタート

ツアーのスタートとゴールは香川県の坂出駅です。ここからバスに乗車です。
今回のツアーはホントに長距離バス移動のツアーになります。

  • 1日目のバス移動距離:254km
  • 2日目のバス移動距離:156km
  • 3日目のバス移動距離:343km

合計のバス移動距離は、753kmにもなります。

東京から広島まで移動すると約800kmですから、相当に走ったことになります。

高知東の半島「室戸岬」の絶景

高知東の半島「室戸岬」

初日の間に、高知県の東側半島の先端「室戸岬」に到着しました。朝神戸を出発したのが嘘みたいです。

「室戸岬」の絶景

室戸岬からは、どこまでも続く太平洋の蒼い海が眩しい眺めです。

高知西の半島「足摺岬展望台」の大パノラマ

足摺岬展望台

足摺岬は断崖絶壁の岬です。
あいにく雨の観光になってしまいましたが、室戸岬と趣が全く異なる岬に驚きです。

足摺岬の断崖

ガイド付きで弘法大師ゆかりの場所を散策して回ります。

車窓からの眺めもツアーの醍醐味

バス移動の連続ですが、バスの車窓からも素晴らしい景色を堪能することができます。その一つは室戸岬からホテルまでの移動で太平洋に沈む夕日を眺めることができたことです。

ツアー途中の立ち寄りスポット

室戸岬と足摺岬以外に、二泊三日で立ち寄る観光スポットもご紹介させて頂きます。

伊尾木洞|タイムスリップしたような風景の洞窟

伊尾木洞のタイムスリップしたような風景の洞窟

初日、室戸岬に行く途中で立ち寄ったのは伊尾木洞です。
伊尾木洞は何千年もかけて海の波によって侵食された洞窟です。
ガイド付きで散策できます。

牧野植物園|朝ドラの記憶が蘇る

牧野植物園

二日目最初に立ち寄るのは、何年か前の朝ドラの主人公牧野富太郎博士の名前を冠した植物園が「高知県立牧野植物園」です。博士ゆかりの野生植物など約3,000種類以上が自然の中のように出会うことができる場所です。

佐田沈下橋|沈下橋の代表的な橋

佐田沈下橋

四万十川と言えば有名なのが沈下橋です。
今回のツアーでは下流で一番大きな沈下橋「佐田沈下橋」を歩いて渡ることができます。

にこ渕|仁淀ブルーの絶景スポット

にこ渕の滝

最終日にも立ち寄り絶景スポットがチャンと用意されています。
それが「にこ渕」です。
仁淀ブルーで有名な神秘の滝です。
雨の仁淀ブルーもおつなものです。

ツアーの宿泊施設・部屋・食事レポート

阪急交通社のツアーで宿泊したホテルもご紹介させて頂きます。

メルキュール高知土佐|出来たての最新ホテル

メルキュール高知土佐

オープンしたばかりの最新ホテルがメルキュール高知土佐です。芸西よさこい温泉の小高丘の上に建っています。

メルキュール高知土佐の部屋

お部屋は広くてユッタリしています。

メルキュール高知土佐のビュッフェ朝食

朝食はビュッフェ形式です。
もちろん和食洋食てんこ盛りです。

新ロイヤルホテル四万十|四万十川の側

新ロイヤルホテル四万十

四万十市の宿泊施設は、新ロイヤルホテル四万十です。
街の中心地に建っています。
ホテルの目印は隣のNTTの電波塔です。

新ロイヤルホテル四万十の部屋

新ロイヤルホテル四万十はツインのお部屋です。こちらもユッタリしています。

新ロイヤルホテル四万十の夕食

夕食では大きな鮎の塩焼きを頂くことができました。
ホントに頭まで頂くことができました。

ツアーのもう一つの目玉は郷土料理

阪急交通社の今回の高知ツアーは、絶景の観光スポット以外にも、高知の郷土料理を食すことができるのも目玉の一つです。
美味しく頂いた高知の郷土料理をご紹介させて頂きます。

土佐あか牛のすき焼きとメヒカリの唐揚げ

土佐あか牛のすき焼きとメヒカリの唐揚げ

1日目の昼食は、土佐あか牛のすき焼きとメヒカリの唐揚げです。もちろんカツオのたたきも付いています。

レストラン「かつお船」

頂いたお店は、レストラン「かつお船」です。
大きな売店もあるのでお買物も楽しむことができます。

地元高知で獲れたうな重

うな重

二日目の昼食は高知市内で「うな重」を頂きます。
地元高知で獲れたうなぎです。

とさ市場

お店は高知の繁華街にある「とさ市場」です。

室戸キンメ丼|地元のキンメを使用

キンメ丼

室戸キンメ丼には定義のルールがあります

  • 正式名称は「室戸キンメ丼」とする
  • 室戸沖でとれた金目鯛を使う
  • ご飯に「室戸産金目鯛の照焼き」と「地魚の刺身」をのせる
  • 各店独自の「金目鯛のダシ」をつける
  • 具材は高知県産にこだわる
料亭「花月」

室戸キンメ丼を頂いたのは料亭「花月」です。一番人気のお店です。

鍋焼きラーメン|須崎の郷土料理

鍋焼きラーメン

鍋焼きラーメンの具は至ってシンプルです。ネギ、ちくわ、生卵です。

須崎道の駅カワウソの里

鍋焼きラーメンを頂いたのは須崎道の駅カワウソの里です。
ここはレストランも広いし、お土産ショップもメチャメチャ広いので品数豊富です。
カツオのたたきも目の前で焼いてくれます。

実際に行ってわかった!ツアー参加のメリット&注意点

今回の阪急交通社のツアーに実際に参加して感じたことを素直にお伝えさせて頂きます。

良かった点

工程はちょっとキツいかなと思っていたのですが、実際に室戸岬と足摺岬の両方を訪れることが出来たのは感激です。なかなか両方に行けるツアーはありません。

それぞれの岬で趣が違うのも不思議で魅力的です。

気をつけたい点

覚悟はしていましたが、バス移動が長いです。

トイレ休憩も小まめに取ってくれているので安心できました。

それでもドライバーさんの運転技術が優れているのか、車酔いの人は一人も出なかったです。

まとめ|高知の絶景旅室戸岬と足摺岬、どちらも行く価値あり!

今日は阪急交通社の、【230km走破】四国最果て室戸岬→足摺岬の旅をご紹介させて頂きました。

四国の最東端・室戸岬から、最西南端・足摺岬まで――。
壮大な自然と穏やかな空気、そして太平洋の絶景に包まれた230kmの旅は、想像以上にドラマチックで、静かな感動に満ちていました。

自分でレンタカーを借りて230kmを走破すると思うと、想像するだけで疲れてしまいます。

阪急交通社のツアーは、アクセスの難しいエリアもスムーズに巡れるだけでなく、道中の立ち寄り地や食事も工夫されていて、初めての四国旅にもぴったりです。
自分で計画するのが難しい“最果てどうし”の観光地だからこそ、バスツアーの良さが際立ちました。

もう一度高知に旅に行けるなら、足摺岬周辺を最堪能してみたいです。

この記事が、四国旅行や岬めぐりを計画している方のヒントになればうれしいです。
心を動かす絶景が、あなたの旅の先にも待っています。
次は、あなたが室戸と足摺の風を感じに行ってみてくださいね。